1日自動車保険の保険料を比較する

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1日自動車保険は1日500円から入れる自動車保険です。2012年に東京海上日動が発売開始し、その後三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保が参入しました。2017年には発売以来の各社契約件数の累計が500万件を突破し、ますます多くの人に支持され、利用される商品となっています。1日自動車保険の保険料の仕組みがどうなっているのか、各社商品の特徴をまとめました。

保険料は最安の基本プラン初回1日のみであれば各社とも500円

1日自動車保険の保険料は、「1日たったの500円」の印象が強いため各社差がない印象を持っている人が多いでしょう。確かに、初めて1日自動車保険を利用する場合で、しかも1日のみ最安のプランに加入する場合に限っては、実際各社とも500円で差はありません。

しかし、1日自動車保険を2日以上契約する場合や、2人以上が運転することを想定して「指定被保険者(臨時被保険者)」の設定を行う場合などにはちょっとした差が出てきます。ちりも積もれば山となります。もし自分で自動車を購入する予定が無く1日自動車保険を当面利用していく場合は各社の保険料プランを吟味した上で加入する商品を決めるとよいでしょう。また、もし自動車を購入する日が来た場合、1日自動車保険の利用実績に応じて初年度の自動車保険(任意保険)の保険料に割引が適用される制度もあります。

東京海上日動のちょいのり保険

東京海上日動は言わずと知れた損害保険業界のトップランナー、リーディングカンパニーです。1日自動車保険についても2012年にいち早く販売を開始しました。ちょいのり保険のブランドは強く、「1日単位の自動車保険のことをちょいのり保険と呼ぶ」とインプットされ、東京海上日動の商品名という認識すらない方もいるくらいです。2017年1月に累計利用申込件数が300万件を突破し、先行して販売していることもあり累計販売数では一歩抜きんでています。

商品詳細:ちょいのり保険|東京海上日動の1日自動車保険

ちょいのり保険の特徴

東京海上日動のちょいのり保険の特徴は、「2回目割引がない」「弁護士費用補償特約つけられる(オプション)」「車両免責金額を10万まで下げられる(オプション)」「臨時被保険者の追加保険料が安い」という点です。

  • 車両補償なしプラン 500円
  • 特徴:車両補償がない。弁護士特費用特約がない。
  • 臨時被保険者:1名につき追加保険料250円

 

  • 車両補償ありプラン 1,500円
  • 特徴:車両補償あり、300万限度。免責金額15万円。弁護士費用特約あり。
  • 臨時被保険者:1名につき追加保険料750円

 

  • 車両補償ありプラン(プレミアム)1,800円
  • 特徴:車両補償あり、300万限度。免責金額10万円。弁護士費用特約あり。
  • 臨時被保険者:1名につき追加保険料900円

ちょいのり保険がぴったりな人

東京海上のちょいのり保険を選ぶべき人は、「弁護士費用補償特約がどうしても欲しい人」「車両免責金額を極力下げたい人」「臨時被保険者の設定を頻繁に行う人」ということになります。特に2回目割引がないのは見劣りする点で、グループで交代運転をする他のメンバーを臨時被保険者として設定するような機会が全くなく、自分のみを対象とした契約を継続的に結ぶケースは他社商品と比べて常に割高(例えば三井住友海上1DAY保険の2回目割引は4%)な保険料を負担し続けることになります。

逆に、グループでドライブに出かける場合に自分が契約者となって他のメンバーを臨時被保険者登録するようなケースが多ければ、ちょいのり保険の保険料制度は有利です。臨時被保険者を1名追加する1日あたりのコストは、例えば三井住友海上1DAY保険の480円と比べてちょいのり保険は250円ですのでほぼ半額で済むことになります。

三井住友海上の1DAY保険

三井住友海上は、言わずと知れた国内3メガ損保の内の1社です。日本を代表する損害保険会社と言ってよく、歴史も古く、海外でも通用するブランド力があります。1日自動車保険の分野では、2015年10月に1DAY保険を発売し、東京海上日動を追随する立場となっています。しかしセブンイレブンのマルチコピー機で加入できるシステムを整えており、セブンイレブン店頭にポスターが貼ってあるため今や1DAY保険の知名度は抜群です。

商品詳細:1DAY保険|三井住友海上の1日自動車保険

1DAY保険の特徴

三井住友海上の1DAY保険の特徴は、「2回目割引が4%効く」「2人目から割引も効くが4%にとどまる」「車内手荷物等特約をつけられる(オプション)」「車両免責金額を10万円まで下げられる(オプション)」という点です。

  • 基本の安心Aプラン 500円
  • 特徴:車両保険がない。車内手荷物等特約もない。
  • 指定被保険者:1名につき追加保険料480円

 

  • お車も安心Bプラン 1500円
  • 特徴:車両復旧費用保険あり、300万限度、免責15万
  • 指定被保険者:1名につき追加保険料1440円

 

  • お車も手荷物も安心Cプラン 1800円
  • 特徴:車両復旧費用保険あり、300万限度、免責10万。車内手荷物等特約あり。
  • 指定被保険者:1名につき追加保険料1730円

1DAY保険がぴったりな人

三井住友海上の1DAY保険を選ぶべき人は、指定被保険者を設定するような利用シーンがほとんどなく、自分だけを対象とした契約を継続的に利用する人、と言えます。また、ゴルフバックや高額な一眼レフカメラなど、車内手荷物として高額なモノを積むようなケースで、それら車内手荷物が壊れるリスクに備えたい場合は、1DAY保険のCプラン一択となります。加えてCプランでは車内手荷物等特約に目が行きがちですが、車両免責金額が10万円に引き下げられています。地味ですが加点ポイントです。

指定被保険者の1名追加するコストについてはちょいのり保険に比べて見劣りすると言わざるを得ないでしょう。指定被保険者については、2回目割引が効かないために常にちょいのり保険に比べて倍近いコストを負担することになるためです。

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーター

あいおいニッセイ同和損保は、三井住友海上と同じくMS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の損害保険会社です。グループ会社だけあって、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保のWEBサイトはよく似ており、ワンデーサポーターのユーザーインターフェイスも近いものとなっています。

商品詳細:ワンデーサポーター|あいおいニッセイ同和損保の1日自動車保険

ワンデーサポーターの特徴

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターの特徴は、「選択できるプランが車両有無による2種類しかない」「2回目から割引あり」「2人目から割引あり」「弁護士費用補償特約や車内手荷物等特約のような目立った特約の設定がない」という点でしょうか。

  • ベーシックプラン 500円
  • 特徴:車両保険なし。
  • 指定被保険者:1名につき追加保険料480円

 

  • ワイドプラン:1500円
  • 特徴:車両保険あり、300万限度、免責15万
  • 指定被保険者:1名につき追加保険料1440円

あいおいニッセイ同和のワンデーサポーターがぴったりな人

ワンデーサポーターは、他社商品が持っていない特殊な特約やサービスや保険料体系を持っていません。三井住友海上の1DAY保険のAプランとBプランを販売している格好となっています。2回目から割引4%が効く点や、指定被保険者にかかるコストがちょいのり保険と比べて割高である、という特徴も1DAY保険と同様です。車内手荷物等特約に魅力を感じず、指定被保険者の設定を利用するシーンもなく、2回以上の継続・複数回利用が想定される場合は、1DAY保険かワンデーサポーターのいずれか好きな方を選んで契約すればよいでしょう。

まとめ

1日自動車保険の各社保険料プランの特徴や概要をまとめてみました。細かい部分ですが各社特色を出して差別化をはかろうとしている意図が見て取れます。保険料のプランや各種商品の特徴を把握した上で、利用シーンに合った1日自動車保険の商品選びに役立てていただければ幸いです。

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