初めての1日自動車保険、当日手続は避けるべき3つの理由

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何をするにも、入念な下調べと代替案の用意は重要です。1日自動車保険の利用にあたっても、同じことが言えます。親の車に乗る、友人の車でドライブに出かけるなど、あらかじめ予定が決まっているのであれば、その当日になってはじめて1日自動車保険の申し込みサイトを訪れることは避けた方がよいでしょう。1日自動車保険は仕組みとしては即日の契約開始が可能となっていますが、そもそも契約までたどり着けない可能性があるからです。説明しましょう。

1日自動車保険の重要事項説明書は必読

1日自動車保険に限らず、保険契約の契約内容は約款(やっかん)という文書に事細かに規定されています。細かくてよく見えない、読む気が起こらないあの文書です。この約款(やっかん)の中で、特に重要な項目を抜き出してまとめたものが「重要事項説明書」と呼ばれています。この重要事項説明書ですら、特にスマートフォンのディスプレイ上であればなおさら字が細かくて読む気が起こらないかもしれません。しかし1日自動車保険の契約に際しては必ず、あらかじめ日程に余裕をもって目を通しておきましょう。初めての1日自動車保険で、利用当日の手続をおすすめしない理由もほとんどが重要事項説明書に記載されています。

手元のスマートフォンは対応端末か否か

利用当日の手続をすすめない1つめの理由は、端末の問題です。これから1日自動車保険の申し込みに使おうとしている、手元のスマートフォンは契約手続に対応している端末でしょうか。対応キャリアの問題として、各社とも「NTTドコモ」「au」「SoftBank(Y!mobile含む)」と規定されています。格安SIM(mvno)を利用した端末では申し込みできません。ただし東京海上日動はフィーチャーフォン(ガラケー)に対応しています。

参考:格安スマホや格安SIM(MVNO)で1日自動車保険は利用可能か検証する

加えて携帯の契約名義の問題があります。契約している本人名義の端末での申し込みしか受付ないものもあれば、2親等以内の親族名義の端末であれば可、というものもあります。あらかじめ手元の端末で、申し込もうとしている1日自動車保険に加入できるか確認しておきましょう。スマートフォン、フィーチャーフォン(ガラケー)等をつかったネット申し込みが難しい場合は、セブンイレブン店頭のマルチコピー機を使った申し込み方法を選択することとなるでしょう。

運転しようとしている車は1日自動車保険の対象車両か否か

利用当日の手続をすすめない2つめの理由は、運転する予定の車両の問題です。1日自動車保険は、どんな自動車でも借りて運転するのであればかけられる、というわけではありません。対象となる自動車が何で、対象とならない自動車が何なのかを重要事項説明書でチェックしておきましょう。

例えば三井住友海上の1DAY保険であれば、「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車」「自家用軽四輪乗用車」が対象となり、記名被保険者・指定被保険者本人とその配偶者名義の自動車と法人名義の自動車は対象外とされています。レンタカー、車検切れや抹消済みの車両、実在していない自動車、運転する予定の無い自動車、別途定める高額な自動車は対象外と明記されています。

参考:1DAY保険|三井住友海上の1日自動車保険

重要事項説明書をながめながら、これから運転する自動車で契約可能かどうか即答できれば問題ありません。もし車検証上誰の名義になっているか、用途車種がどうなっているか、車検が切れていないかなど気になる点があればあらかじめ確認する必要があります。もし1日自動車保険でカバーできなそうであれば、借りて運転しようとしている車にもともとかかっている自動車保険の契約内容を広げるなどして対処するか、難しそうであればそもそも運転することを避けた方がよいかもしれません。

契約日から7日間以上後の始期でないと車両保険をつけられない

利用当日の手続をすすめない3つめの理由は、車両保険をつけるためにはあらかじめ7日間以上の余裕をもって申し込みをする必要がある、という点です。車を借りて使いたい当日に初めて申し込み手続をするとなると、車両保険つきのプランは選択できません。各社記載の仕方が微妙に異なりますが、使いたい日の1週間前までには申し込みをしておかないと車両保険つきプランは選べないということです。

車両保険をつけられることは、1日自動車保険の大きなメリットのひとつです。自動車事故の被害者の救済という観点からは、対人対物無制限の500円プランでよいかもしれません。しかし乗り慣れていない他人の車を運転する利用者(契約者)の立場から考えると、基本プランは片手落ちの内容ともいえます。保険料も1500円~1800円と倍以上となるため、車両保険をつけるかつけないかの判断は、各自がそれぞれの事情や価値観に照らし合わせて決めればよいことではありますが、当日手続では選択の余地がなくなるということは知っておいた方がよいでしょう。

参考:1日自動車保険には車両保険をつけるべき3つの理由

まとめ

初めての1日自動車保険手続は、当日ではなくあらかじめ余裕をもって検討しておいた方がよい理由を説明しました。1日自動車保険は手軽で便利な一方で、利用者側にもある程度のITリテラシーが求められます。そして保険代理店等との対面での申し込みと異なり、自ら情報を探して吟味する情報リテラシーも求められると言えるでしょう。1日自動車保険においての情報のよりどころは公式サイトであり、約款(やっかん)であり、重要事項説明書です。余裕をもって確認し、「もっと早く確認しておけばよかった」と運転当日に後悔することのないようにしましょう。

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