ワンデーサポーター|あいおいニッセイ同和損保の1日自動車保険

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ワンデーサポーターはあいおいニッセイ同和損保から販売されている1日自動車保険です。初めてワンデーサポーターに加入する方にも分かりやすいよう、また既にリピーターとして何度も利用している方にも「そうだったのか」と思ってもらえるよう、ワンデーサポーターの全貌をお伝えします。

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターとは

ワンデーサポーターはあいおいニッセイ同和損保が2015年10月に販売開始した1日自動車保険で、正式名称は「24時間単位型自動車運転者保険」です。あいおいニッセイ同和損保は、1DAY保険を販売している三井住友海上と同じグループ(MS&ADインシュアランスグループ)に属しているため、商品の構造極めて似ています。とはいえ完全に同じ商品というわけではありません。補償内容やサービス内容、使い勝手などを比較しながらよりよい商品を選択するとよいでしょう。

参考:1DAY保険|三井住友海上の1日自動車保険

なお、ワンデーサポーターの発売が発表された際のあいおいニッセイ同和損保のニュースリリースにおいて、下記のように記載されています。ライフスタイルの変化や若者の自動車離れにともなった時代のニーズの変化に柔軟に対応し、若年層を含めた幅広い世代に向けて安心を届けようというあいおいニッセイ同和損保の意思が読み取れますね。

さらに、ご自身が自動車を保有せず、知人のお車を運転するような方についても、手軽に加入できる商品を用意することで、若年者層を中心とした広範な自動車ユーザーに安心をお届けします。

若年層向け自動車保険新商品の販売開始について|あいおいニッセイ同和損保(ニュースリリース)

ニュースリリースにも「知人の車を運転するような方」向けと記載がある通り、ワンデーサポーターは「借りた車専用の自動車保険」です。自動車保険というジャンルの中でも、超短期のドライバー保険という位置づけになります。最短24時間から、保険料は500円から加入することができ、しかもネットで加入手続きが完結するというとても便利な保険商品です。しかし一般的な自動車保険と比べて、手続き上注意するべきポイントや、補償内容について把握しておくべきポイントがあります。万が一の事態が起こってから「知らなかった」「聞いていない」「こんなはずじゃなかった」と嘆いても後の祭りです。そうならないように、ワンデーサポーターをはじめ1日自動車保険に加入する場合には、重要事項説明書や約款(やっかん)には目を通して、仕組みや規定をよく理解するように心がけましょう。

また、いざ車を借りる当日になって「手続きができない」「やり方が分からない」ということのないように、できれば7日以上の余裕をもって事前登録、加入手続きを済ませておくことをおすすめします。

ワンデーサポーターに加入できる人

まず、ワンデーサポーターに加入できる人(契約者になれる人)にはいくつかの条件があります。

本人名義のスマートフォンを保有している

ワンデーサポーターに申込できる端末は、NTTdocomo、au、softbank(Y!mobile含む)の3社のキャリア契約のスマートフォンのみとなっています。ガラケー、コンビニ窓口では申し込みできません。また、電話での申し込みもできません。

都道府県の公安委員会が交付する日本国内で有効な免許証をもっている

ワンデーサポーターはドライバー保険なので、有効な免許証を保有していない場合は加入できないのは仕方ないでしょう。仮免許や国際免許では認められず、加入できません。

個人

法人各では申し込みできません。スマートフォンを契約している個人名義での申し込みとなります。

ワンデーサポーターで登録できる自動車の用途車種

借りて運転する自動車についても制限があります。ワンデーサポーターの場合、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車のみとなっています。事業用として登録してある自動車や、自家用であっても貨物車で登録してある場合は加入できません。二輪車、原付も加入することはできません。キャンピングカーなどの特殊用途自動車も登録できません。あくまでも、自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車の3種類のみですので、借りる予定の自動車の車検証や登録番号(ナンバー)から、ワンデーサポーターに加入できる自動車かをあらかじめ確認しておきましょう。

ワンデーサポーターに登録できる自動車の名義

借りる自動車が誰の名義かで、登録できない場合があります。登録できないケースは以下の場合です。

  • 記名被保険者または配偶者
  • 指定被保険者またはその配偶者
  • 法人

ワンデーサポーターで登録できない自動車

上記の他、登録できない自動車が指定されています。登録できない自動車は以下の通りです。

  • レンタカー
  • カーシェアリング(個人間のカーシェアリングを除きます)
  • 仮ナンバーの車
  • 車検切れの車
  • 登録を抹消している車
  • 実在していない車
  • 運転する予定のない車
  • 一部の高級車(NSX・アストンマーティン・センチュリー・ダイムラー・フェラーリ・ベントレー・マイバッハ・マセラティ・ランボルギーニ・ロールスロイス。半年に一度見直しを行っているとのこと)

ワンデーサポーターの保険期間

ワンデーサポーターの正式名称は(24時間単位型自動車運転者保険)です。その名称通り、1回分の契約は24時間単位となっています。1回の申込み手続きで最大7日間の申込みが可能です。なお、最短で申込み完了時刻から補償を開始することができ、補償の終了は「利用開始日時(始期日時)から24時間後の整数時」とされています。例えば11月4日12時45分10秒から利用開始した場合、11月5日13時00分00秒が利用終了日時となります。多少24時間より余裕をもって使うことができて便利です。

ワンデーサポーターの契約プラン

ワンデーサポーターには2つの契約プランが用意されています。あいおいニッセイ同和損保と同グループ(MS&ADインシュアランスグループ)の三井住友海上の1DAY保険は3つのプランが用意されています。ワンデーサポーターは2つのプランのみでシンプルな設計になっています。

ベーシックプラン(お車の補償なし)

最も基本的な設定の、ワンコインのプランです。対人賠償保険、対物賠償保険、自損傷害保険、搭乗者傷害特約など、基本的な補償内容を備えています。

ワイドプラン(お車の補償あり)

ベーシックプランに、車両補償(車両復旧費用保険)が付帯したプランです。車両補償は、借りた車を運転中の事故によって借りた車が壊れた場合に、①修理費②代替自動車の購入費用③借りる車の時価額のいずれか低い額を、300万円を限度に補償されるというものです。

車両保険(車両復旧費用保険)付プランの注意点

ワイドプラン(お車の補償あり)に加入する場合、いくつか注意点があります。

免責金額(自己負担額)がある

車両保険(車両復旧費用保険)の支払い上限は300万円ですが、免責金額(自己負担額)が15万円に設定されていることには注意が必要です。免責金額(自己負担額)が15万円ということは、万が一事故があった場合にワンデーサポーターから支払われる車両復旧費用保険金は、損害額のうち15万円を超えた部分のみです。修理代が10万円であれば、免責金額(自己負担額)15万円の範囲内のため、車両復旧費用保険からは支払いを受けられません。

7日以上前に申込をする必要がある

ワンデーサポーターに初めて申込みをする場合、まず『お客さま情報登録』をする必要があります。そして『お客さま情報登録』を完了した日の翌日から起算して7日目以降の日をご利用開始日(始期日)とする場合でないとワイドプラン(お車の補償あり)に申込むことができません。もし借りる車に何かあった場合の補償も確保しておきたい場合は、必ず7日以上の余裕をもって『お客さま情報登録』と申込み手続きを済ませるようにしましょう。また車の補償が必要かどうかについては、以下の記事もぜひ参考にしてください。

参考:初めての1日自動車保険、当日手続は避けるべき3つの理由

参考:1日自動車保険には車両保険をつけるべき3つの理由

ワンデーサポーターの保険料

ワンデーサポーターの保険料がどのようなシステムになっているか気になりますよね。まずワンコインから入れるプランはベーシックプラン(お車の補償なし)になります。1回24時間の利用でたったの500円となっています。ワイドプラン(お車の補償あり)については、1回24時間の利用で1500円の設定となっています。車の補償を上限300万円(免責15万円)つけるために24時間1000円の保険料コストということになります。大変魅力的ですね。

ワンデーサポーターの割引制度

基本的な保険料の設定はベーシックプラン(お車の補償なし)が24時間500円、ワイドプラン(お車の補償あり)が24時間1500円ですが、ワンデーサポーターには2種類の割引制度が用意されています。割引制度の概要は三井住友海上の1DAY保険と同じ仕組みになっています。

2回目から割引

同じ保険契約者のワンデーサポーターの契約回数が2回目以降になった場合に、2回目割引です。要するに同じ契約者であれば2回目以降は割引がきくということです。割引率は4%相当で、ベーシックプラン(お車の補償なし)であれば24時間480円、ワイドプラン(お車の補償あり)であれば24時間1440円になります。この「2回目から割引」の素晴らしいポイントは、初めてワンデーサポーターの申込みをする場合で、2日以上の申込みをする場合であれば2日目以降については「2回目から割引」が適用される点です。

つまり初めての申込みで4泊5日の旅行での利用を想定した場合、1回の申込みで7回分まで申込みできるため5回分の申込みをすることになりますが、そのうち4回分は「2回目から割引」がきいた状態で申込みができるということです。なお、通常問題になることは少ないですが、注意点としては前回申し込んだワンデーサポーターの利用開始日(始期日)が3年以上前であった場合は、今回を「2回目」ととらえることができなくなるため「2回目から割引」は適用されません。

2人目から割引

2つめの割引制度が2人目から割引です。あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターでは、記名被保険者の他に借りた車を運転する人がいる場合、「指定被保険者」として登録できるようになっています。「指定被保険者」として登録するためには、加入手続きの中で、「その他にお車を運転する方(指定被保険者)の情報の入力」画面の「指定被保険者情報」欄に入力する必要があります。

例えば友達と3人でドライブに行くにあたってワンデーサポーターを利用しようとする時、各自がそれぞれ自分のスマートフォンを利用してワンデーサポーターに加入することも当然できます。しかし、3人の中の一人が代表となってワンデーサポーターの契約をして記名被保険者となり、その他2人の友人を「指定被保険者」として登録するようなケースで2人目から割引は有効です。各自がそれぞれ自分で加入する場合は、ベーシックプラン(お車の補償なし)であれば24時間500円×3人で合計1500円の保険料負担となります。一人を代表として2人目から割引を活用すれば、24時間500円×1人+24時間×480円×2人で合計1460円で済みます。

1日で考えるとわずかな差に思えるかもしれませんが、ワンデーサポーターを長期間利用する場合や利用頻度が高い場合にはそれなりの差が出てきます。なお、2つの割引制度は併用することができますが、「指定被保険者」を追加することによる保険料コストは、初回であっても2回目以降であってもベーシックプラン(お車の補償なし)であれば24時間480円、ワイドプラン(お車の補償あり)であれば1440円となります。

ワンデーサポーターの補償内容

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターの補償内容について、特に知っておくべきことは以下のポイントになります。

借りた車を駐車または停車中は対象外

例えば借りた車を停車中または駐車中に当て逃げの被害にあったり、落書やいたずらの被害にあったり、盗難された場合には車の補償(車両復旧費用保険、運搬・搬送費用特約、事故・故障付随費用特約)は対象外とされています。あくまでも借りた車を運転中のリスクに備えるドライバー保険であるという認識を持つ必要があります。

人身傷害保険がない

一般的な1年契約の自動車保険では、今や基本補償として位置づけられるようになっている人身傷害保険ですが、ワンデーサポーターには人身傷害保険を付けることはできません。運転者や同乗者のケガについての補償は、「自損傷害保険」「搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約」「搭乗者傷害(入通院/一時金)特約」の3種類のみとなります。

自損傷害保険

ワンデーサポーターの公式サイトでは「お車を運転中の事故でケガをし、自賠責保険などからお支払を受けられない場合に補償します。万一、死亡、または後遺障害が生じた場合も補償します。」と説明されています。立ち木やガードレールなどに衝突した場合や、崖から転落したなどの自損事故(単独事故)では、治療費等を請求できる自賠責保険がありません。(細かい話ですが、同乗者は条件によっては乗っていた車の自賠責に請求できることがあります)。請求できる自賠責保険がない場合に、この自損傷害保険が使えます。通院、入院1日に対していくら、という定額の支払いとなります。

搭乗者傷害(死亡・後遺障害)特約

ワンデーサポーターの公式サイトでは、「お車に搭乗中の事故でケガをし、死亡、または後遺障害が生じた場合に補償します。」と説明されています。万が一死亡した場合や後遺障害が残った場合に、後遺障害等級などの条件によって予め決められた金額が支払われます。

搭乗者傷害(入通院/一時金)特約

ワンデーサポーターの公式サイトでは、「洗面用具などの日用品や衣類の準備など、入院時に必要な当座の費用にあてられます。」と説明されています。治療日数や障害の部位・症状に応じて、一時金が支払われます。お見舞金のような位置づけと考えると分かりやすいかもしれません。

人身傷害保険とは

上記の各種項目は、「定額払い」の項目と捉えることができます。「こういうことが起こった時は、いくら払われますよ」とあらかじめ設定されています。一方でワンデーサポーターに付帯しない人身傷害保険は「実損払い」と考えると分かりやすいでしょう。治療費や通院交通費、休業損害、精神的損害(慰謝料)など、もちろん支払われるための規定は細かくあるにしても、実際に発生した金額を損害額として支払う仕組みとなっています。

例えば腕を骨折した、というようなケースで考えても、職業や年齢、性別によって治療の進み具合や生活への影響度合いは異なります。「実損払い」であるという利点は、ケガをしたその人の事情を勘案して支払われる、という点にあります。人身傷害保険が付帯しない点は残念ですが、1日500円からという保険料設定では人身傷害保険を付帯するのは難しいのかもしれません。

ワンデーサポーターのお客様情報登録の流れ

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターを利用するにあたり、『お客さま情報登録』を行う必要があります。1度登録すれば、その後の利用時にはスムーズに契約手続ができるようになります。

1.専用手続サイトにアクセスする

①QRコードからURLを読み込むか、ワンデーサポーター専用手続サイトのバナーからたどる

②空メールを送信する

③お客さま情報登録へ進む

2.お客さま情報の登録をする

①お客さま情報登録を開始する

②お客さま情報の入力

③お客さま情報の確認

④登録完了

登録が完了すると、空メールを送信したメールアドレスに登録完了メールが届きます。

ワンデーサポーターの契約手続の流れ

①専用手続サイトへアクセスする

②ログインする

③お申込み手続きの開始

④お客さま情報の確認

⑤ご利用期間の設定をする

⑥ご契約されるお車の設定

⑦重要事項の確認

⑧お申込み内容の確認

⑨お支払い方法の選択

⑩契約手続完了

契約手続が完了すると、登録したメールアドレスあてに契約手続完了のメールが届きます。

あいおいニッセイ同和損保のワンデーサポーターの総括

ワンデーサポーターは三井住友海上の1DAY保険と同時に発売された、1日自動車保険の商品群の中では後発の商品です。MS&ADインシュアランスグループのグループ企業である三井住友海上の1DAY保険と比べると、手荷物が補償されるプランの用意がない、コンビニ窓口での加入ができない、専用アプリがない、などの見劣りする点もありますが、その他補償内容はシンプルで満足のいくものでしょう。1日自動車保険に限らず、補償の仕組みや加入手続きについて事前によく理解した上で、上手にワンデーサポーターを活用して安心で充実したカーライフを楽しみましょう。

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